第0話 プロローグ

はじめまして、今日からブログを書くことにした柴崎圭です。このブログには今まで自分の人生で経験してきたことを回想録として書いていこうと思っています。このブログを読んで何か人生について考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。

 

私はとある田舎のニュータウンで生まれ育ちました。(身バレ防止のためぼかした言い方を使わせてもらいます。ごめんなさい。)両親ともに4大卒で、父親は難関国公立の理系出身で大手東証一部上場企業の研究職、母親は関西の有名私大卒し、教員免許を持つ、はたからみたらエリート一家で育ちました。生活もこれと言って不便はなく、また近くに母方の祖父母が住んでいたことや私自身が母方の祖父母にとって初孫であったことから幼少期は親戚中から大変可愛がられて育ったそうです。私自身は幼少期の記憶はほとんどないので定かかは分かりませんが何となく甘やかされた気がします。(笑)

 

両親ともに教育の重要性を理解しており、私自身も幼児教育を受けました。そのかいあってか、中高時代は(高は微妙だが)それなりに成績が良かったのを覚えています。

 

このように、私の人生ははたから見たら幸せな人生そのもののように思えるかもしれませんが、私がこうして筆を執っているのは決してそうは思えないからなのです。今までの人生で私はどれぐらい幸せを感じていたのでしょうか?確かに、幸せを噛みしめていた時間も長かったように思いますが、それと同じくらい、いやそれよりずっと長い時間私は何かに怯え、何かに追われ、意味のない何かのために生きてきました。何もない世界をその先にきっと何かがあると信じて走り続けて疲れさせてはまた走り続けてきた私は今もう人間ではないのかもしれないのです。まだ人間だとは思ってるけどね(笑)

このように、表面から見る自分と深層に佇む私の圧倒的乖離は何によってもたらされたのか?わたしはこれからどのようにして生きていくべきなのか、今までの人生の回想と考察及び今後の人生の展望について語っていこうと思います。